つながり
アート
熊本
【寄付先】私たちが「一般社団法人 熊本支援チーム」に託す理由。
Priscilla Lei | MAHALO GARDEN 主宰
現場を知り、必要とされる支援へ。
今回の熊本7.28 チャリティーアートプロジェクトでは、運営におけるストアの手数料を除いた売上全額を、
一般社団法人 熊本支援チームへ寄付します。
①主宰の私、Priscilla Lei自身が実際に熊本県・八代市の現場を訪れ、災害ボランティアとして活動させていただいた経験。
②熊本の民間団体であり、地元の方に寄り添っていること。
③インスタなどで活動内容を詳細に紹介して、実態がよくわかること。
④被災地の子どもたちに、本来ならできたはずの遊び・日常を体験させてあげたい想いが感じられたこと。
大きな団体2社と総合比較し、アーティストチームで意見を出し合う中で、
最終的に私たちが寄付先として選ばせていただきました。


大切にしている「現場を知る」ということ。
私は、2024年4月にも能登半島へ足を運びました。
そこで被災地を自分の目で見て、
現地の方のお話を聞き、
その経験をもとに「能登半島地震 チャリティーアートプロジェクト」を企画しました。
その経験があったからこそ、今回の熊本でも、
現場を知ること。
現地の方からお話を聞かせていただくこと。
その上で、自分にできるアクションを起こすこと。
【この順番を大切にしたい】と思っていました。
だから、"今回も発災直後ではなく"、
現地の状況を見ながら、約1か月後のタイミングで熊本へ向かいました。

熊本支援チームとは?
一般社団法人 熊本支援チームは、2011年3月に発生した東日本大震災をきっかけに、熊本の有志が集まり設立された民間の災害支援団体です。
「被災地のために、今、自分たちにできることを」
そんな想いを原点に、企業・団体・行政・地域住民・ボランティアなど、さまざまな人とのつながりを活かしながら、災害支援を続けてきました。
これまでにも、
・2011年 東日本大震災
・2016年 熊本地震
・2020年 熊本豪雨
・2024年 能登半島地震・水害
・2025年 熊本豪雨
・2026年 熊本地震
など、熊本県内外の被災地で活動されています。


「支援」は、災害直後だけではない。
災害が起きると、ニュースやSNSを通して、被災地の状況が一気に注目されます。
たくさんの人が心配し、
たくさんの支援が集まります。
けれど、時間が経つにつれて、少しずつその関心は薄れていく。
一方で、被災された方々の生活は、
その日からすぐに元通りになるわけではありません。
住まい。
仕事。
地域のつながり。
暮らし。
そして、一人ひとりの心。
復旧・復興には、長い時間が必要です。
熊本支援チームも、災害直後の物資支援や現地ニーズの調査、ボランティアによる初動支援だけではなく、その後の生活再建や地域の復旧・復興まで、被災地の状況やニーズに合わせた支援を行っています。
2026年の熊本地震についても、9月11日現在も継続して支援活動を行っており、八代市・熊本市・筑後市などをベース拠点に活動しています。

9月1日、熊本県・八代市の現場へ。
主宰のPriscilla Leiは9月1日、熊本県・八代市へ向かい、一般社団法人 熊本支援チームの災害ボランティア活動に参加。
現場では、被災された家屋の片付け、炊き出し、物資の受け入れなど、さまざまな活動が行われています。
その中で私が担当したのは、
「子どもの居場所づくり」。
プールやジャングルジムの運営サポートや安全点検、イベント終了後の倉庫整理などを、朝から夕方までお手伝いさせていただきました。
2026年7月28日の地震は、
子どもたちにとって楽しみな夏休みの時期に起きました。
そこで熊本支援チームでは、
「子どもたちの心のケアをしたい」
「少しでも笑顔を増やしたい」
という想いから、『だんだん縁日』というイベント企画も行っていました。
実際にイベントは2000人以上の方が来場されるほど大盛況だったそう。。。!
私は、ここにも災害支援の大切な一面があると感じました。
家を片付けること。
物資を届けること。
生活を立て直すこと。
それと同時に、
【子どもたちが笑える時間をつくること】
【安心して過ごせる場所をつくること】
もまた、復旧・復興の一部なのだと思います。


「支援する側」も、現場から学ぶ。
この日、朝礼にも参加させていただきました。
そこで印象に残ったのが、
単に「何をするか」だけではなく、
「どのような気持ちで被災された方と接するのか」
という、ボランティアとしての心のあり方まで丁寧に共有されていたことです。
例えば、
被災された方のお宅に入るときは、
「お邪魔させていただきます」という気持ちで入ること。
そして、被災された方から何かをいただいたときには、「申し訳ないから」と遠慮するのではなく、きちんと受け取ること。
それは、被災された方の中にある
「何もできない」「申し訳ない」という気持ちの行き場をつくり、【心を少し和らげることにもつながるから】だと、現場リーダーから教えていただきました。
私は、この言葉がとても心に残りました。
災害支援というと、
「支援する人」と「支援される人」という構図を想像しがちです。
でも、本当はもっと人と人との間にあるものなのかもしれない。
支援とは、物を届けることだけではない。
【相手の気持ちに寄り添い、その人の尊厳を大切にすること】でもある。
現場に立ったからこそ、感じられたことでした。

現場を動かしていたのは、10〜20代の学生たち。
そして、もう一つ驚いたことがあります。
私が参加した現場では、
10〜20代の学生さんたちが現場リーダーとして活動をされていました。
熊本市内から八代市までは、車で片道1時間半〜2時間弱。
それでも彼らは、ほぼ毎日のように八代まで通い、重労働の現場を動かしながら、私のように遠方から参加するボランティアのアテンドまで行っていました。
中には、遠方から熊本へ来て、
約1か月にわたって活動している学生さんもいるそうです。
発災から約4か月間という活動期間の中で、
その時々に変化する現地の状況と向き合いながら、支援を続けています。
私は、その姿を見て、
「誰かがやってくれる」のを待つのではなく、「自分たちにできることを、自分たちで動かしている」
という、"公助ではない民間の力"のパワーを強く感じました。

だから、私たちはこの場所へ託します。
今回の熊本7.28 チャリティーアートプロジェクトは、12人のアーティストが「with YOU - あなたを想っているよ -」という一つのテーマのもとに作品創作。
けれど、私たちが一番届けたいのは、
作品ではありません。
アートや、今回のプロジェクトをきっかけに、【熊本をより深く知っていただく】こと。
そして、心の内から芽生えた想いを具体的な支援につなげること。
その先にあるのが、今回の寄付です。
私は実際に熊本の現場に立ち、
そこで懸命にボランティア活動される方々の姿を見ました。
現場のニーズを調べ、
必要な場所へ人を送り、
被災された方の声に耳を傾け、
子どもたちの居場所をつくり、
遠方から来たボランティアを受け入れ、
毎日のように八代へ通い続ける人たち。
その活動を私たちアーティストチームが知ったからこそ、今回、皆さんからお預かりする想いを、熊本支援チームへ託したいと思いました。
アートから、現場へ。
想いから、行動へ。

