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「熊本を知ること」から、復興ははじまる。【ボランツーリズム】について。
Priscilla Lei | MAHALO GARDEN 主宰
「ボランツーリズム」って知ってる?
皆さんは、【ボランツーリズム(ボランティア・ツーリズム)】
という言葉をご存知ですか?
ボランツーリズムとは、旅行者が単に観光地を巡るだけではなく、
災害時の復興支援
環境保護活動
植樹体験
地域のお手伝い
などのボランティア活動を旅の中に取り入れ、
地域に貢献しながら、その土地を知り、楽しむ旅のスタイルです。
私自身、今回の熊本滞在では、
8月31日〜9月2日に熊本を訪れ、実際に災害ボランティアにも参加しました。
でも、ここで大切にしたいのは、
「ボランティアに参加できる人だけが、熊本を応援できるわけではない」
ということ。
たとえば、小さなお子さんがいるご家族だったら、
「がっつりボランティア活動に参加するのは難しいな……」
ということもありますよね。
そんなとき、
「もう少し落ち着いたら、熊本へ旅行してみようかな」
という選択も、熊本に心を寄せる一つの形になります。


「熊本=被災地」だけじゃない。
「熊本県で災害があった」と聞くと、
なんとなく、
「熊本全体が大変な状況なのでは?」
と感じてしまうことはありませんか?
でも、実際に熊本へ行ってみると、
改めて感じることがあります。
一つの県って、想像している以上に広い。
地域によって、被害の状況も異なります。
だからこそ、
「熊本で災害があったから、熊本旅行はやめておこう」
という選択だけではなく、
「今、行ける場所には行ってみる」
という視点も大切なのではないでしょうか。
もちろん、現地の状況や自治体などからの情報を確認し、安全を最優先にすることが大前提です。
そのうえで、訪れることができる地域へ旅行する。
宿泊する
地元のお店で食事する
地域の商品を買う
観光する
熊本の人と出会う
こうした一つひとつが、地域の経済を支えることにもつながっていきます。


災害のあとに起こる「経済的な二次被害」
災害が起きたとき、直接的な被害だけが問題になるわけではありません。
「被災地」というイメージが広がることで、
実際には被害の少ない地域まで、
「今は旅行しないほうがいいのかな?」
と思われてしまうことがあります。
その結果、
宿泊キャンセルが増える。
飲食店への来店が減る。
観光客が減る。
そして地域経済に影響が出る。
こうした経済的な二次被害も、長期的な復興を考えるうえで無視できないものだと思います。
だから私たちは、
「熊本を支援する=熊本にお金を寄付する」
だけではないと思っています。
熊本を知ること。
熊本を好きになること。
熊本へ訪れること。
熊本の魅力を誰かに伝えること。
これらは、想像以上に長く続く復興支援の一つの形なのではないでしょうか。


「熊本を知る」リールも発信。
だからこそ、今回の熊本7.28チャリティーアートプロジェクトでは、
「まずは熊本を知る」
ということを、とても大切にしています。
私自身、9月3日の熊本滞在中から、
Instagramで「熊本を知る」リールを少しずつ発信。
たとえば、
阿蘇の風景
熊本の水
熊本の食
くまモン
熊本にまつわる音楽
など。
「災害があった場所だから紹介する」のではなく、「こんなに素敵な場所なんだよ」
という熊本の魅力も、一緒に届けたい。
実際に自分の目で見て、
歩いて、
食べて、
人と話して。
そこで感じた熊本を、
東京に戻った今も少しずつ発信してきました。

チャリティーを「入口」に、その先へ。
今回のプロジェクトは、
「作品を販売して、支援して終わり」
だけにしたいわけではありません。
まずは、
熊本を知る。
そして、
熊本に心を寄せる。
そこから、
作品を通して応援する。
さらにその先に、
「いつか熊本へ行ってみたい」
と思ってくれる人が一人でも増えたら。。。。
そんな未来まで見据えてプロジェクトを行なっています。


他府県にお住まいからでも、できること。
主宰の私は、東京を拠点に活動しています。
アーティストチームも、神奈川・大阪・山口・広島とバラバラ。
熊本にずっと滞在することもできません。。。
でも、
だから何もできない、ではない。
アートをつくる。
SNSで熊本を紹介する。
熊本の魅力を伝える。
チャリティーのきっかけをつくる。
そして、誰かが熊本へ行ってみたいと思うきっかけをつくる。
そんなふうに、
自分のいる場所から、自分にできることを続けていきたいと思っています。
今回のプロジェクトが、
「熊本を応援したい」
と思う人と熊本をつなぐ、
小さな入口になったら嬉しいです。
そして、チャリティーをきっかけに、
短期的な支援だけではなく、【長期的に熊本を応援する人が増えていくこと】。
それが私たちの願いです。

「熊本へ行ってみよう」が、未来をつくる。
災害が起きたとき、
私たちはどうしても「何かしてあげなきゃ」と思います。
もちろん、それも大切。
でも復興には、
一時的な支援だけではなく、
その後も続いていく人の流れや地域とのつながりが必要です。
だから、
ボランティアに行く。
旅行に行く。
地元のお店で食べる。
熊本の魅力を誰かに伝える。
アートを通して応援する。
これらの全てが、それぞれの人にできる「支援のカタチ」と思います。
熊本に心を寄せる方法は、ひとつじゃない。
あなたにできる方法で、
熊本とつながってみませんか?

